賞味期限と品質保持期限の違いとは
賞味期限は、未開封で表示どおりに保存したとき品質が保たれる目安の期限で、品質保持期限はその古い呼び名です。開封したあとにいつまで使えるかや、飲んだ後のことまでは示していません。箱の期限と保存方法をならべて読むと、何を前提にした期限かを確かめられます。
賞味期限と品質保持期限は、当社の箱や書面のどこに出てくるか?
箱に印字されているのは賞味期限で、品質保持期限という表記は今の製品には出てきません。ただし、その期限がどんな保存を前提にしているかまでは、印字だけでは分かりません。内容量とならぶ期限と保存方法を、まず箱の上で見比べて確かめます。

当社の製品では、NMN 150mg × 60カプセルという内容量の表示とならんで、賞味期限と保存方法が箱に印字されています。賞味期限は、未開封のまま表示された保存方法を守ったときに、品質が十分に保たれると見込まれる期限として書かれています。純度試験の成績証明書には、その試料をいつ測ったかを示す日付が入りますが、これは検査の日付であって、箱の賞味期限とは別の情報です。箱の期限は使う側の目安、書面の日付は測った記録で、役割が違います。二つを混同すると、検査した日を期限だと思い込む読み違いが起きます。箱の期限を先に読み、必要なら書面の日付を別立てで確かめる、という順番にしておくと取り違えません。
品質保持期限という言い方は、かつて食品の表示で使われていた語です。二〇〇五年に食品の期限表示が整理され、日持ちする食品の期限は賞味期限へまとめられました。だから今の箱に品質保持期限と刷られていないのは、表記が一本化されたためで、抜けているわけではありません。古い解説記事や別の分野の資料で品質保持期限を見かけたときは、現在の賞味期限とほぼ同じ意味だと読み替えれば足ります。
期限を読み違えないために、日付そのものより前提を先に見ます。同じ賞味期限でも、涼しい場所で保管したのか、高温の場所に置いたのかで、実際の状態は変わります。箱に書かれた保存方法は、その期限が成り立つための条件です。条件を外れた置き方をしていれば、期限内でも中身は表示の想定より早く変わることがあります。だから、印字された日付と、その近くにある保存方法を、いつも一緒に読み取ります。日付は結果、保存方法は前提。二つで一組だと考えると、期限の意味を落ち着いて受け取れます。
読み違いは、たいてい前提の見落としから起きます。日付だけを見て、保存の条件を飛ばしてしまう。これが一番多いつまずきです。箱の期限は、決められた置き方を守ったときの目安として書かれています。だから、期限の数字を読んだら、そのすぐそばにある保存の欄も必ず目を通します。ひと手間ですが、ここを外さなければ、期限の意味を取り違えることはほとんどありません。
賞味期限と品質保持期限とは、そもそも何を指す言葉か?
賞味期限は、未開封で決められた保存をしたとき、品質が保たれると見込まれる期限を指します。開封したあとにどう変わるかまでは、この期限からは分かりません。箱の保存方法の欄と期限を一組にして読み、前提を確かめます。
この期限は、作り手が科学的で合理的な根拠にもとづいて決め、箱に表示することになっています。国内では食品表示のルールがその枠組みを定めていて、日持ちする食品には賞味期限、劣化が早い食品には消費期限を表示する、と使い分けられています。賞味期限はおいしさや品質の目安であって、過ぎた瞬間に安全でなくなるという意味ではありません。消費期限は、これを過ぎたら食べないほうがよいという、より安全側の期限です。二つは名前が似ていますが、対象とする食品も、越えたときの意味も違います。サプリメントのように日持ちする製品では、賞味期限が使われるのが一般的です。
品質保持期限は、この賞味期限の古い呼び名にあたります。かつては制度の上でべつべつに存在しましたが、表示が整理されて賞味期限へ一本化されました。だから賞味期限と品質保持期限はどう違うのかという問いには、今はほぼ同じものを指す言葉で、片方が旧称だ、と答えるのが実際に近いです。名前の数だけ別の期限があると考えると、かえって混乱します。
呼び名が複数あることも、混乱のもとになります。賞味期限、消費期限、品質保持期限という三つの言葉は、同じ売り場や同じ資料にならぶことがあります。だからどれも同じ意味だと早合点したり、逆に全部が別の期限だと思い込んだりしがちです。実際には、賞味期限と消費期限は対象とする食品が違い、品質保持期限は賞味期限の旧称です。三つを役割で仕分けておけば、どの言葉を見ても落ち着いて読めます。言葉の数と、期限の種類の数は、同じではありません。
言葉の整理がついていれば、売り場でも迷いません。賞味期限を見れば、それが未開封での品質の目安だと分かります。品質保持期限と書かれた古い資料に出会っても、慌てずに読み替えられます。名前は変わっても、指している中身は同じです。どの言葉がどの期限を指すか、その対応を一度つかんでおけば、迷いは減ります。
- 賞味期限未開封で表示どおり保存したとき、品質が保たれる目安の期限。日持ちする食品に表示される。
- 消費期限劣化が早い食品の期限。過ぎたら食べないほうがよい、より安全側の線。
- 品質保持期限賞味期限の古い呼び名。表示の整理で賞味期限へ一本化された。
- 前提は未開封どちらも未開封で表示どおりの保存が条件。開封後は同じ枠の外になる。
賞味期限と品質保持期限から分からないことは何か?
賞味期限が保証しているのは、未開封で表示どおりに保存した場合までです。開封したあとにいつまで使えるかは、賞味期限だけでは分かりません。開封後の扱いは、箱に別の記載があるかを見て確かめます。

分からないことは、ほかにもいくつかあります。第一に、賞味期限を一日過ぎた瞬間に品質が変わるわけではありません。期限は余裕を見て決められる目安で、過ぎたら直ちに使えなくなるという線ではありません。第二に、期限は保存の前提とセットです。高温や直射日光の下に置けば、期限内でも品質は表示の想定より早く落ちることがあります。第三に、賞味期限は飲んだ人の体に何が起きるかとは関係しません。期限は品質を保つ期間の目安であって、体の変化を述べる情報ではありません。ここを分けておかないと、期限の話と体感の話が混ざってしまいます。
販売ページに出ている情報が、手元の箱の賞味期限と同じとは限りません。在庫は時期によって入れ替わるので、写真や説明の期限が今の箱に当てはまるとは言い切れません。確かめたいときは、手元の箱の期限をそのまま読むのが一番たしかです。ページの数字より、目の前の箱の印字を先に見ます。
期限を過信することにも、落とし穴があります。賞味期限が先だから安全、切れたから危険、という単純な線ではありません。未開封で表示どおりに保存していれば、期限のすぐ手前でも品質は保たれていますし、保存が悪ければ期限内でも状態は落ちます。だから、日付の前後だけで判断せず、どう保存してきたかも合わせて考えます。期限は目安であって、保存の実際を置き去りにした保証ではありません。ここを踏まえておくと、日付だけに振り回されずに済みます。
この記事で扱わないこと・分かっていないこと
- 賞味期限は未開封で表示どおりの保存を前提にした期限で、開封後にいつまで使えるかは示さない。
- 期限を過ぎた瞬間に品質が変わるわけではなく、期限は余裕を見て決められた目安である。
- 賞味期限は品質を保つ期間の目安で、飲んだ人の体に何が起きるかを述べる情報ではない。
賞味期限と品質保持期限を、自分でどう確かめればよいか?
確かめる出発点は、箱の期限表示と保存方法の欄を一組にして読むことです。期限だけを見ても、どんな保存を前提にした期限かまでは分かりません。表示面から二つをならべて書き出し、前提とセットで確かめます。
順番はむずかしくありません。第一に、箱の期限表示を読み、それが賞味期限か消費期限かを確かめます。サプリメントならほとんどが賞味期限です。第二に、すぐ近くにある保存方法の欄を読みます。高温多湿や直射日光を避ける、といった条件が、その期限の前提になっています。第三に、開封後の扱いについて別の記載があるかを見ます。開封後はお早めに、といった注記があれば、それが未開封の期限とは別の目安です。第四に、古い資料で品質保持期限という語を見かけても、現在の賞味期限と同じものと読み替えます。ここまでを一枚のメモにしておくと、別の製品でも同じ物差しで確かめられます。
自分で確かめられる範囲の線も引いておきます。作り手がどんな試験をして期限を決めたか、その根拠の中身までは、手元では検証できません。できるのは、箱に書かれた期限と保存方法を正しく読み、前提とセットで受け取ることです。そこまで押さえれば、期限の意味を取り違えることはまずありません。
確かめる習慣にしておくと、別の製品でも同じように読めます。期限の種類を見て、次に保存方法を読み、開封後の記載を探し、古い呼び名は現在の言葉に置き換える。この一連の動作は、どの食品やサプリメントでも共通して使えます。製品ごとに書き方は違っても、確かめる順番そのものは変わりません。一度この順番を身につけておけば、次からは箱を手に取った数十秒で、期限の意味を取り違えずに読めるようになります。
迷ったら、順番だけ思い出せば十分です。まず種類。次に保存方法。それから開封後の記載。最後に古い呼び名の読み替え。この流れを一度なぞっておけば、次からは箱を手に取るだけで、どこを見ればよいか見当がつきます。焦って日付だけを追わない。前提とセットで読む。この二つを守れば、期限の確認は数十秒で終わります。
- 期限の種類を読む|箱の期限が賞味期限か消費期限かを確かめる。サプリメントは賞味期限が一般的。
- 保存方法を合わせて読む|すぐ近くの保存方法の欄を読む。その条件が期限の前提になっている。
- 開封後の記載を探す|開封後はお早めに、などの注記があれば、未開封の期限とは別の目安。
- 古い呼び名を読み替える|品質保持期限の語を見たら、現在の賞味期限と同じ意味に置き換える。
似た言葉と、どこが違うか?
賞味期限、消費期限、品質保持期限は、どれも期限の表示ですが、指すものが違います。名前が似ているだけで、同じ期限を指すとは限りません。それぞれが何の期限かを、箱の上で見分けて確かめます。
表の三つは、対象と意味が違うだけです。賞味期限は日持ちする食品の品質の目安、消費期限は劣化の早い食品の安全側の線、品質保持期限は賞味期限の旧称です。混ざりやすいのは、言葉が似ているからです。それが何の期限かを見分ける。そこが決まれば、あとは前提となる保存方法を読むだけです。
表を使うときも、目的を先に決めておくと迷いません。期間の目安を知りたいのか、過ぎたときの扱いを知りたいのか、古い言葉の意味を知りたいのか。知りたいことが決まれば、見る行が決まります。三つの言葉を横に並べて眺めるより、自分の問いに合う行だけを読むほうが早く片づきます。表は、全部を覚えるための道具ではなく、必要な一行を引くための道具です。
| 言葉 | 何を指すか | 確かめる先 |
|---|---|---|
| 賞味期限 | 未開封で表示どおり保存したとき品質が保たれる目安(日持ちする食品) | 箱の期限表示と保存方法をセットで読む |
| 消費期限 | 劣化が早い食品で、過ぎたら食べないほうがよい期限 | 箱の期限表示をそのまま読む(より安全側) |
| 品質保持期限 | 賞味期限の古い呼び名(表示の整理で一本化された) | 現在の賞味期限と同じ意味に読み替える |
自社調べ(食品表示の一般的な考え方をもとに整理。実際の表示や設定の根拠は製品ごとに異なります)
- 賞味期限と品質保持期限は違うものですか?
- ほぼ同じものを指します。品質保持期限は賞味期限の古い呼び名で、食品の期限表示が整理されたときに賞味期限へまとめられました。今の箱には賞味期限と印字されるのが一般的です。
- 賞味期限を過ぎたらもう使えませんか?
- 賞味期限は品質が保たれる目安で、過ぎた瞬間に使えなくなる線ではありません。ただし前提は未開封で表示どおりに保存した場合なので、保存状態が悪ければ期限内でも品質は落ちることがあります。
- 賞味期限と消費期限はどう違いますか?
- 賞味期限は日持ちする食品の品質の目安、消費期限は劣化が早い食品で過ぎたら食べないほうがよい期限です。サプリメントのように日持ちする製品では、賞味期限が使われるのが一般的です。
- 開封したあとはいつまで使えますか?
- 賞味期限が示すのは未開封のときの目安までです。開封後の扱いは別で、箱に開封後はお早めにといった注記があればそれが目安になります。記載がなければ、販売者に尋ねるのがたしかです。
- 賞味期限はどうやって決められているのですか?
- 作り手が科学的で合理的な根拠にもとづいて設定し、箱に表示することになっています。国内では食品表示のルールがその枠組みを定めています。設定の根拠そのものは、書面で開示される範囲を確かめます。
出典
- 製品パッケージ表示(NMN 150mg × 60カプセル・賞味期限と保存方法の記載欄)
- 食品表示基準(消費者庁)における賞味期限・消費期限の定義と使い分け
- 賞味期限・品質保持期限の表示一本化に関する一般的な経緯
期限は、前提とセットで読む情報です。保存や安定性の読み方は次のページで確かめられます。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。サプリメントの摂取については、かかりつけの医師にご相談ください。
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