結論
原材料名の並び順は、食品表示法で使った重量の多い順と決められています。食品と食品添加物は分けて書かれ、それぞれの中で重い順に並びます。裏面の欄を見れば、この決まりに沿った順かを確かめられます。
原材料名表示の並び順は、当社の書面のどこに出てくるか?
原材料名の並び順そのものは、当社の試験成績証明書ではなく、食品表示法という決まりに基づいています。当社の商品スペックでは、配合する成分として β-NMN を記載しています。

原材料名の欄は、食品表示法とその下の食品表示基準によって、書き方の順序が決められています。原則として、原材料は使った重量の多いものから順に書き、食品添加物はそれとは分けて、こちらも重量の多い順に並べます。食品と添加物の境目には、スラッシュや改行、別欄といった区切りが置かれ、どこからが添加物かが分かるようになっています。当社の商品では、配合成分として β-NMN を商品スペックに記載しており、この決まりに沿って原材料名の欄が組まれます。つまり、並び順は書き手が自由に決めているのではなく、重量という一つの物差しで並んでいる、というのが読み取りの出発点になります。
並び順が示すのは、重量の多い少ないという相対的な位置までです。ある原材料が先頭にあるからといって、その量が具体的に何ミリグラムなのかは、並び順だけからは分かりません。量そのものは、別に表示される含有量の欄や、成分の表示を読む必要があります。並び順は、あくまでどちらが多いかを示す手がかりであって、正確な配合量を示す数字ではない、という区別を持っておくと、裏面の表示を読み違えずに済みます。
裏面の欄を読むときは、順番そのものを一つの情報として受け取ると読みやすくなります。先頭に近いほど重く、後ろにいくほど軽い。この並びは、誰が書いても同じ物差しで決まるため、書き手の考えが入りにくい部分です。まず順番を読み、そのあとで含有量の欄に進む。この二段の見方をとれば、表示全体を落ち着いて確かめられます。順番と量は、別の欄が別々に答えている、と押さえておくと迷いません。
| 表示の区分 | 並べる順 | どこで区切られるか |
|---|---|---|
| 原材料(添加物以外) | 使った重量の多い順 | 欄の先に書かれる |
| 食品添加物 | こちらも重量の多い順 | スラッシュや改行、別欄で区切られる |
| 含有量の数字 | 並び順とは別の欄 | 原材料名の欄には並び順しか出ない |
自社調べ。食品表示法・食品表示基準の原則を、原材料名の欄の読み方としてまとめたものです。
原材料名表示の並び順とは、何を指す決まりか?
原材料名表示の並び順とは、食品表示法に基づいて、原材料を重量の多い順に書くという決まりを指します。食品と食品添加物は分けて書かれ、それぞれの中で重い順に並びます。

この決まりは、消費者が何を主に食べているのかを、順番から読み取れるようにするために置かれています。重量の多いものが先に来るので、先頭に書かれた原材料ほど、その製品の中で占める割合が大きいと読めます。食品添加物は、保存や品質のために加えられるもので、食品そのものとは区別して表示されます。そのため、原材料名の欄を読むときは、まずどこまでが食品で、どこからが添加物なのかの区切りを見つけ、それぞれの中での順番を読む、という二段構えになります。複数の原材料をあらかじめ混ぜた複合原材料がある場合は、その中身がかっこ書きで示されることもあり、全体の順番の中でどこに位置づけられるかを見ます。並び順は、こうした決まりの積み重ねでできています。
並び順の決まりがあることで、同じ種類の製品どうしを、表示の上で比べやすくなります。ある製品では主原料が先頭に来て、別の製品では別の原材料が先頭に来ていれば、何を中心に作られた製品なのかの違いが、順番から見えてきます。ただし、この比べ方が成り立つのは、どちらも同じ決まりに沿って表示されている場合です。表示のルールが異なる国の製品や、区分の違う製品では、そのまま並び順を比べても意味が同じにはなりません。
順番の決まりを知っておくと、パッケージを手に取ったときの見え方が変わります。今までは文字の羅列に見えていた欄が、重い順に整理された一覧として読めるようになる。どの原材料が中心にあるのかが、順番から静かに浮かび上がります。表示は、読み方を持って向き合うほど、多くのことを教えてくれる面です。欄をひと目見て終わりにせず、区切りと順番の二つを追う。それだけで、同じ表示から読み取れることが増えていきます。
- 原材料食品は重量の多い順に、先頭ほど占める割合が大きい
- 添加物食品とは区分し、こちらも重量の多い順に書く
- 含有量具体的な量は並び順ではなく別の欄で示す
この記事で扱わないこと・分かっていないこと
- 並び順は多い順を示すだけで、先頭とその次との量の差までは分からない
- 複合原材料は中身の表示が省かれることがあり、欄の名前だけからは全部を追えない
- 表示のルールが異なる国や区分の製品では、そのまま並び順を比べても意味が同じにならない
原材料名の並び順から分からないことは何か?
原材料名の並び順が示すのは、重量の多い少ないという相対的な位置だけです。それぞれの原材料が具体的に何ミリグラム入っているのかや、その成分が体にどう働くかまでを示すものではありません。
順番の外側にあることは、原材料名の欄には書かれていません。並び順は、どちらが多いかを示すだけで、正確な配合量は別の欄を見なければ分かりません。先頭にあるからといって大部分を占めるとは限らず、二番目との差がわずかなこともあれば、大きく開いていることもあります。また、並び順は表示の決まりに沿った位置づけであって、その成分の品質や純度を示すものでもありません。純度や含有量を確かめたいなら、成績書や含有量の表示といった別の書面や欄を合わせて読む必要があります。原材料名の欄は、あくまで何が、どちらが多い順で入っているかまでを答える欄だと考えると、読み違えずに済みます。
表示の書き方には、いくつかの例外や省略の決まりもあります。あらかじめ混ぜられた複合原材料の一部は、一定の条件を満たすと中身の表示が省かれることがあり、その場合は欄に出てくる名前だけからは中身の全部を追えません。原材料から持ち込まれたわずかな添加物が、表示を免れる場合もあります。こうした決まりがあるため、欄に書かれていないことをまったく含まれていないと読むのは、書かれていないことを読んだことになります。欄に出ている名前と、出ていない可能性のあるものを分けて考えるのが安全です。
欄の読み方に一つ加えるなら、書かれている言葉の粒度に目を向けるやり方があります。ある製品は原材料を細かく分けて書き、別の製品はまとめて書く。粒度が違えば、同じ中身でも欄の長さや並びの印象は変わります。だからこそ、並びの見た目だけで多い少ないを判断せず、言葉が何を指しているのかまで読むと、表示の意味を取り違えずに済みます。順番と粒度、この二つを合わせて見る癖をつけると、裏面の欄はぐっと読み解きやすくなります。
- 示す範囲どちらが多い順かまで。正確な配合量は含まない
- 品質ではない並び順は位置づけであって、成分の純度を示すものではない
- 省略の決まり複合原材料や持ち込みの添加物は表示が省かれることがある
この記事で扱わないこと・分かっていないこと
- 並び順からは、先頭とその次との量の差は読み取れない
- 複合原材料の中身は、一定の条件で表示が省かれることがある
- 原材料から持ち込まれたわずかな添加物は、表示を免れる場合がある
原材料名の並び順を、自分でどう確かめればよいか?
確かめる順番は、まず裏面の原材料名の欄を見つけ、食品と添加物の区切りを探すことから始めます。そのうえで、それぞれの中で名前が重量の多い順に並んでいるかを読みます。

手を動かして読むなら、見る場所には順番があります。最初に、パッケージの裏面などにある原材料名の欄を見つけます。次に、スラッシュや改行、別欄といった区切りを探し、どこまでが食品で、どこからが添加物かを分けます。そのうえで、食品の側と添加物の側のそれぞれで、名前が重量の多い順に並んでいると理解して読みます。具体的な量を知りたいときは、原材料名の欄ではなく、含有量が数字で書かれた欄や、成分の表示を合わせて見ます。複合原材料のかっこ書きがあれば、その中身が全体のどこに位置づけられるかを確かめます。最後に、書かれていない可能性のあるもの、たとえば省略された中身や持ち込みの添加物があることを頭に置き、欄の記載だけで全部を判断しないようにします。
読み違えが起きやすいのは、先頭の原材料をほとんどがこれと読んでしまうときです。並び順は多い順を示すだけで、先頭とその次との差までは示しません。もう一つは、添加物の位置を量の大小と取り違えることです。添加物は食品とは分けて書かれるため、添加物の側で先頭にあっても、製品全体で二番目に多いという意味ではありません。区分の中での順番と、製品全体での量とを混同しないことが、裏面の表示を正しく読む鍵になります。
- 手順1|原材料名の欄を見つける|パッケージの裏面などにある原材料名の欄を探します。
- 手順2|食品と添加物を分ける|スラッシュや改行、別欄といった区切りで、食品の側と添加物の側を分けます。
- 手順3|それぞれの中の順番を読む|食品の側、添加物の側のそれぞれで、名前が重量の多い順に並んでいると理解して読みます。
- 手順4|量は別の欄で確かめる|具体的な量は、原材料名の欄ではなく、含有量が数字で書かれた欄で確かめます。
- 手順5|省略の決まりを頭に置く|複合原材料の中身や持ち込みの添加物は表示が省かれることがあると踏まえて読みます。
原材料名・添加物・含有量表示は、どこが違うか?
三つの表示は、同じパッケージに並ぶこともありますが、答えている問いが違います。原材料名は何がどの順で入っているか、含有量表示は数字でどれだけ入っているか、添加物は何が加えられたかを示します。
どの表示がどの問いに答えるのかを分けて読むと、裏面の表示を並べて確かめられます。
| 表示の名前 | 答えている問い | 並び順の決まり |
|---|---|---|
| 原材料名 | 何が、どちらが多い順で入っているか | 重量の多い順 |
| 食品添加物 | 何が加えられているか | 食品とは分けて、重量の多い順 |
| 含有量表示 | 数字でどれだけ入っているか | 並び順ではなく数値で示す |
| 純度 | 目的成分が試料に占める割合 | 成績書の試験結果の欄で示す |
自社調べ。表示の目的と並び順の決まりで分けています。
よくある質問
- 原材料名は、どういう順番で書かれているのですか。
- 食品表示法とその下の食品表示基準によって、使った重量の多いものから順に書くと決められています。食品添加物は食品とは分けて、こちらも重量の多い順に並びます。そのため、先頭に書かれた原材料ほど、その製品の中で占める割合が大きいと読めます。ただし、正確な量は並び順ではなく、含有量の欄で確かめます。
- 先頭に書かれている原材料が、いちばん多いということですか。
- その区分の中では、先頭の原材料がもっとも重量が多いと読めます。ただし、先頭とその次との差が大きいか小さいかまでは、並び順だけからは分かりません。先頭にあることはその区分でいちばん多いを意味しますが、大部分を占めるを必ずしも意味しないため、量そのものは含有量の欄で確かめます。
- 食品と添加物は、どこで見分けるのですか。
- 原材料名の欄では、食品と食品添加物がスラッシュや改行、別欄といった区切りで分けて書かれます。区切りより前が食品、後が添加物という並びが一般的です。まずこの区切りを見つけて、食品の側と添加物の側を分けてから、それぞれの中の順番を読むと、欄全体の意味が整理できます。
- 書かれていない原材料は、入っていないということですか。
- 必ずしもそうとは限りません。あらかじめ混ぜられた複合原材料の中身は、一定の条件で表示が省かれることがあり、原材料から持ち込まれたわずかな添加物が表示を免れる場合もあります。そのため、欄に名前が無いことをまったく含まれていないと読むのではなく、省略の決まりがあることを踏まえて読むのが安全です。
- 原材料名を見れば、成分の量や純度も分かりますか。
- 分かりません。原材料名の欄が答えるのは、何が、どちらが多い順で入っているかまでです。具体的な配合量は含有量の欄、目的成分が試料に占める割合は成績書の試験結果の欄と、それぞれ別の場所に書かれます。量や純度を確かめたいときは、原材料名の並び順ではなく、それらの欄を合わせて読みます。
- 別の製品と、原材料名の並び順をそのまま比べてよいですか。
- 同じ表示の決まりに沿っている製品どうしなら、並び順から何を中心に作られた製品かの違いを読み取れます。ただし、表示のルールが異なる国の製品や、区分の違う製品では、そのまま並び順を比べても意味が同じにはなりません。比べる前に、どちらも同じ決まりで表示されているかを確かめると迷いません。
この記事について
出典
- 食品表示法・食品表示基準(消費者庁)に基づく原材料名表示の原則(原材料は使った重量の多い順、食品添加物は区分してこちらも重量の多い順に表示)
- 自社商品スペック(成分)— 配合成分として β-NMN を記載
- ChromaDex, 2021(通販サイト上位22製品の測定。表示どおりだったのは14%、64%は NMN が1%未満)
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