結論
法人番号公表サイトでは、法人の名称、所在地、13桁の法人番号の3つが誰でも引けます。通販ページの会社名と所在地をこの3つと照らし合わせれば、その名前の法人が登記の上で存在するかまでは確かめられます。品質やサイトの運営の実態は、別の手段で確かめます。
照らし合わせの出発点になる販売ページの表記には、何が書かれているか?
照らし合わせの出発点は、販売ページの特定商取引法に基づく表記にある会社名と所在地です。当社の表記では先頭に 会社名:Synaxis株式会社 とあり、所在地は郵便番号から番地まで書かれています。この2つを控えてから公表サイトを引きます。
通信販売の事業者は、名称や住所、電話番号を広告に表示するよう特定商取引法で定められています。当社の表記には 会社名/代表責任者/所在地/メールアドレス/電話番号 の順で欄が並び、その下に支払いや引き渡し、返品の条件が続きます。法人番号公表サイトと照らし合わせるときに使うのは、このうち会社名と所在地の2つです。会社名は「株式会社」のような法人の種類を含めて書かれ、公表サイトの名称も同じ形で登録されています。所在地は、公表サイトでは本店または主たる事務所の所在地が出ます。販売ページの所在地が本店と同じとは限らないので、照らし合わせでは、まず名称が一致するか、次に所在地の都道府県と市区町村が合うかを、この順に見比べます。代表責任者やメールアドレスの欄は、公表サイトの3つの情報には含まれないため、照らし合わせには使えません。
表記に会社名が無く、個人の名前だけが書かれている場合は、法人番号での照らし合わせはできません。法人番号は法人に指定される番号で、個人で事業をしている人には指定されていないためです。その場合は、表記の住所や連絡先が具体的かどうかで読み取ります。
| 販売ページの欄 | 照らし合わせに使うか | 公表サイトで対応する情報 |
|---|---|---|
| 会社名 | 使う | 商号または名称 |
| 所在地 | 使う | 本店または主たる事務所の所在地 |
| 代表責任者 | 使わない | 公表サイトには出ない(登記事項証明書に載る) |
| メールアドレス・電話番号 | 使わない | 公表サイトには出ない |
自社調べ。当社の特定商取引法に基づく表記の欄の並びと、法人番号公表サイトで公表される情報の範囲を対応させたものです。
法人番号の公表情報で分かることは、何か?
公表情報で分かるのは、その名称の法人が登記の上で存在し、どこに本店を置き、どの法人番号を持つかです。名称や所在地を変えた法人なら、変更の履歴も見られるので、いつ名前や場所が変わったかまでたどれます。

法人番号は、国税庁が法人に1つずつ指定する13桁の番号です。株式会社や合同会社のように登記をした法人には指定され、公表サイトで、商号または名称、本店または主たる事務所の所在地、法人番号の3つが公表されています。この3つは本人の同意なしに公表される情報で、誰でも無料で引けます。引き方は、名称の一部で検索するか、番号が分かっていれば13桁で検索するかの2通りです。名称で引くと、同じ名前の法人が複数出てくることがあり、そのときは所在地で見分けます。変更の履歴が出ると、以前の名称や以前の所在地が並ぶので、販売ページの表記が古い名称のまま残っていないかも見比べられます。通販ページの会社名が、登記の上で実在する法人の名前と一致するかを、公的な記録で確かめられるのが、公表情報を使う意味です。
番号そのものは、取引の相手を特定する手がかりとして使えます。同じ名前の法人が全国に複数あっても、法人番号は1つの法人に1つだけで、ほかと重なりません。照らし合わせた番号を控えておけば、あとで同じ相手かを見比べるときに迷いません。
- 商号または名称法人の種類を含めた登記上の名前
- 本店の所在地登記した本店または主たる事務所の所在地
- 法人番号法人に1つだけ指定される13桁の番号
- 変更の履歴名称や所在地を変えた日付と、変更前の内容
この記事で扱わないこと・分かっていないこと
- 公表サイトの所在地は本店の所在地で、販売ページの所在地が倉庫や事務所の場合は一致しないことがある
- 同じ名称の法人が複数ある場合、どれが販売者かは所在地を合わせないと決められない
法人番号の公表情報からは、何が分からないか?
公表情報から分かるのは法人が登記の上で存在することまでで、その法人が実際にそのサイトを運営しているか、商品の中身や品質がどうかは分かりません。名称と所在地が一致しても、確かめられたのは名前の実在です。

公表されているのは3つの情報だけなので、その外にあることは別の手段で補う必要があります。まず、販売ページを本当にその法人が運営しているかは、公表情報からは確かめられません。実在する法人の名前を、関係のない第三者が表記に書き写すこともありうるからです。運営の実態は、表記に書かれた連絡先に問い合わせて返事が来るか、返事に同じ会社名が使われているかで読み取ります。次に、法人の規模や事業の中身、代表者の名前も公表情報には出ません。代表者や会社の目的、役員は、法務局で取り寄せる登記事項証明書に載る情報です。そして、商品の中身や品質は、法人の実在とはまったく別の話です。中身が表示どおりかは、第三者が測った試験の書面で確かめます。公表情報は、取引の相手が誰かを確かめる入口であって、買うかどうかを決める材料のすべてではありません。
番号が見つからないこと自体も、一つの情報になります。表記の会社名で引いても法人が出てこないなら、名称の書き違いか、法人ではない事業者か、表記が実態と合っていないかのどれかです。どれに当たるかは、販売者に尋ねて確かめます。
- 分からないこと1その法人が実際にサイトを運営しているか
- 分からないこと2代表者、会社の目的、事業の規模
- 分からないこと3商品の中身が表示どおりか、品質がどうか
この記事で扱わないこと・分かっていないこと
- 実在する法人の名前を第三者が表記に書き写していても、公表情報だけでは見分けられない
- 法人の事業がいまも続いているかは、変更の履歴や閉鎖の記載が無いことだけでは言い切れない
販売者の名称と所在地を、どの順で照らし合わせればよいか?
照らし合わせは、表記を控える、名称で引く、所在地で絞る、番号を控える、履歴を見る、違いを尋ねる、の6段で進めます。名称の一致を先に見て、所在地は都道府県と市区町村まで合えば、同じ法人と読むのが基本です。
最初に、販売ページの特定商取引法に基づく表記を開き、会社名と所在地を書き写します。次に、法人番号公表サイトの検索欄に、会社名から「株式会社」などの法人の種類を外した部分を入れて引きます。法人の種類まで入れると、表記の書き方の小さな違いで出てこないことがあるためです。三つ目に、出てきた候補の中から、所在地の都道府県と市区町村が表記と合うものを選びます。四つ目に、選んだ法人の13桁の法人番号を控えます。五つ目に、変更の履歴を開き、以前の名称や所在地が表記と合っていないかを見比べます。表記が古い所在地のままなら、その法人が移転したあとに表記を直していない、と読めます。最後に、名称は合うのに所在地が違う、候補が見つからない、といった食い違いがあれば、表記の連絡先に、どの住所が本店かを尋ねます。返事の内容と公表情報が合えば、照らし合わせはそこで閉じられます。
照らし合わせた結果は、日付と一緒に書き留めておくと、次に同じ販売者から買うときに引き直す手間が省けます。会社名、法人番号、照らし合わせた日の3つがあれば足ります。
名称の文字の違いにも気を配ります。販売ページの会社名がアルファベットで書かれていても、登記された名称はカタカナということがあり、その逆もあります。全角と半角の違いや、中黒の有無で検索に出てこないこともある。出てこないときは、もう一方の書き方や、名称の一部だけで引き直すと、候補が見つかることがあります。当社の表記で照らし合わせる場合も、会社名:Synaxis株式会社 から「株式会社」を外した部分で引き、出てきた候補の所在地の都道府県と市区町村を、表記の所在地と見比べる、という同じ順番になります。
- 手順1|表記を控える|特定商取引法に基づく表記の会社名と所在地を書き写します。
- 手順2|名称で引く|法人の種類を外した名称で、法人番号公表サイトを検索します。
- 手順3|所在地で絞る|都道府県と市区町村が表記と合う候補を選びます。
- 手順4|番号を控える|選んだ法人の13桁の法人番号を書き留めます。
- 手順5|履歴を見る|以前の名称や所在地が、表記と合っていないかを見比べます。
- 手順6|違いを尋ねる|食い違いがあれば、表記の連絡先にどの住所が本店かを尋ねます。
法人番号公表サイト、販売ページの表記、登記事項証明書は、それぞれ何を示すか?
販売ページの表記は事業者が自分で書いた名乗り、法人番号公表サイトは国が公表する3つの情報、登記事項証明書は登記の詳しい記録です。名乗りを公的な記録で裏づける順に並べると、どこまで確かめたかが分かります。
3つの手段は、手間と分かることの量が違います。販売ページの表記は、開けばその場で読めますが、書いたのは事業者自身です。法人番号公表サイトは、無料で誰でも引けて、名称、所在地、番号の3つを国の記録で確かめられます。登記事項証明書は、法務局の窓口やオンラインの請求で手数料を払って取り寄せる書面で、会社の目的、代表者、役員、設立の日付といった詳しい記録が載ります。通販で買う前の確かめとしては、表記と公表サイトの照らし合わせで足りることが多く、取引の額が大きいときや、食い違いが解けないときに登記事項証明書まで進む、という使い分けになります。どの手段を使っても、商品の品質は書かれていません。品質は、試験の書面の側で確かめます。
確かめた深さは、手段の名前で書き残すと伝わりやすくなります。表記だけを読んだのか、公表サイトで名称と所在地まで照らし合わせたのか、登記事項証明書まで取り寄せたのかで、確かめた範囲がはっきり違うからです。家族と相談するときや、別の製品と比べるときも、どの段まで進んだかを1行添えておくと、同じ確かめ方で並べられます。
| 手段 | 書いた人・出す人 | 分かること | 手間 |
|---|---|---|---|
| 販売ページの特定商取引法に基づく表記 | 事業者自身 | 名称、所在地、連絡先、取引の条件 | 開けば読める |
| 法人番号公表サイト | 国税庁 | 商号または名称、本店の所在地、法人番号、変更の履歴 | 無料で検索できる |
| 登記事項証明書 | 法務局 | 目的、代表者、役員、設立の日付など登記の詳しい記録 | 手数料を払って取り寄せる |
自社調べ。法人番号公表サイトと登記事項証明書で示される情報の範囲、当社の特定商取引法に基づく表記の欄をもとに整理しました。
よくある質問
- 法人番号公表サイトでは、何が分かりますか。
- 法人の商号または名称、本店または主たる事務所の所在地、13桁の法人番号の3つと、名称や所在地の変更の履歴です。誰でも無料で、名称か番号で検索できます。
- 販売ページの所在地と、公表サイトの所在地が違うのはなぜですか。
- 公表サイトに出るのは本店の所在地で、販売ページには事務所や倉庫の住所が書かれていることがあるためです。都道府県と市区町村まで合わないときは、表記の連絡先にどの住所が本店かを尋ねます。
- 法人番号で照らし合わせれば、そのサイトは安全ですか。
- 確かめられるのは、その名前の法人が登記の上で存在するかまでです。サイトを実際にその法人が運営しているか、商品の品質がどうかは、問い合わせへの返事や試験の書面で別に確かめます。
- 会社名で検索しても出てこないときは、どうすればよいですか。
- 「株式会社」などの法人の種類を外して引き直します。それでも出てこない場合は、名称の書き違い、法人ではない事業者、表記が実態と合っていない、のどれかなので、販売者に尋ねて確かめます。
- 当社の販売ページには、事業者がどう書かれていますか。
- 特定商取引法に基づく表記の先頭に 会社名:Synaxis株式会社 とあり、会社名、代表責任者、所在地、メールアドレス、電話番号の欄が続きます。所在地は郵便番号から番地まで書かれています。
- 代表者の名前は、法人番号公表サイトで分かりますか。
- 分かりません。代表者や会社の目的、役員は、法務局で取り寄せる登記事項証明書に載る情報です。
この記事について
出典
- 国税庁 法人番号公表サイト(商号または名称・本店または主たる事務所の所在地・法人番号の公表と、変更の履歴)
- 特定商取引法(消費者庁)における通信販売の広告の表示事項(氏名または名称・住所・電話番号など)
- SOPHIA Lab 特定商取引法に基づく表記(会社名:Synaxis株式会社/会社名・代表責任者・所在地・メールアドレス・電話番号の欄)
- 商業登記(法務局)の登記事項証明書に記録される事項(目的・代表者・役員など)
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販売者の名乗りを確かめたあとは、特定商取引法に基づく表記の読み方、通販の事業者情報の確かめ方、書面の発行元への照会が近い入口です。当社の販売者情報は、公式の事実まとめにも載せています。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。サプリメントの摂取については、かかりつけの医師にご相談ください。
※当サイトはSOPHIA Lab公式サイトです。記事内で紹介する製品はSOPHIA Lab製品です。